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パチンコ台で店がいじれるのは釘だけ
パチンコで勝つ上で釘の見方(読み方)の習得は必須科目です。
スロットは設定変更によって出玉が調整できますが、現行のパチンコ台では設定というものはなく、大当たりの抽選確率は遊戯者に対して平等です。そして、パチンコ店では確率が調整できない代わりに釘をハンマーで叩いて出玉の調整を行います。
スロットの設定は台を見ただけではわかりませんが、パチンコの釘はコツさえ掴めば誰でも見る(読む)ことができます。
そう、パチンコの釘読みを習得すればお金を使わなくても台の良し悪しがわかるようになるのです。打たなければその日の状況が判断できないスロットよりは朝から店のやる気を知ることができるのがパチンコの良いところと言えるでしょう。
最近話題の「釘曲げ問題」について
最近何かと話題になっている「釘曲げ問題」ですが、釘を曲げるのが違法なことなんですよね?では、納入されたパチンコ台を釘を一切曲げることなく設置したらどうなると思いますか?
釘が読める人間から言わせてもらえれば、おそらくですがほとんどの台が全然回らないでしょうね。
日頃から頻繁に釘を叩く店というのは優良店であるという証でもあります。
導入当初にある程度調整したら、あとはそのまま放置しておいても十分にぼったくれる釘なのに、それをわざわざハンマーで叩いて開けて還元してくれるわけです。
そう考えると、今回の規制は客に還元してくれる優良店を締め上げて、ぼったくり店を後押しするような規制と言えるでしょう。
万年並行釘の超ぼったくり店は釘が動かさなくて良い分、全く影響を受けないことでしょう。むしろ、そう言ったボッタクリ店には釘を調整する道具すら置いていない可能性もありますからね。笑
釘を見るコツは水の流れをイメージすること
単にパチンコの釘と言っても機種によりゲージが違います。
今回お教えした内容は基本的な内容であって、今後全ての機種に通用するものではありません。いろいろな機種に触れるにつれ「この釘の見方がわからない」というようなこともあるでしょう。
そんな時は、そのゲージに水が流れているようにイメージすると分かりやすくなります。困った際は想像力を働かせてみてくださいね。
では早速、基本的な釘の見方に入りたいと思います。
風車周りの釘の見方
言葉で説明するより画像で見た方が早いと思いますが、要は玉がヘソに寄らないように調整されていたらマイナス調整ということで、その逆はプラス調整ということです。
ただし、風車周りは基本ほとんどの店が多かれ少なかれマイナス調整、良くて無調整です。なぜかというと、ほとんどのお客さんはヘソ釘は見ても風車周りまで見るお客さんは滅多にいません。
店としては風車周りをプラス調整にするくらいならヘソをプラス調整にした方がメリットがあります。
そのため、この記事の画像ではマイナス調整のみ載せています。
それと、詳細は後述しますが、風車周りが見れるようになるとこの店が「ヘソで見せる店なのか」がわかるようになります。
初めて行った店の「方針」がわかる箇所の一つです。
道釘の見方
道釘の重要度は機種によって変わってきますが、どの機種でも見方は同じです。
最近のパチンコ店では、上の画像の赤色の点の部分を左右には動かさず上下にだけ叩く店が多い傾向にあります。
そのため、着席前に上から見ている時は道釘の削りに気付かず、着席して横から見たときに気づくことが多くあります。
ヘソ周りの釘の見方
ヘソ釘はパチプロを含む上級者でも必ず確認する最重要の釘です。
見方ですが、最も重要なのが幅(サイズ)です。幅(サイズ)は大きければ大きいほど良いです。相当甘い機種でない限り並行の状態では打てません。
そして、画像の「正面から見た場合」にあるように「ヘソ釘」やその隣の「ジャンプ釘」が下がっているのは、よくあるマイナス調整です。
「ヘソ釘」や「ジャンプ釘」の下げ調整は上から見た場合には気づきにくいですが、台に着席して釘を横から見るとわかりやすいでしょう。
また、画像上の「左開け」と「右開け」についてですが、同じヘソ幅で同じ寄り釘の調整の台があった場合、「左開け」の方が回ります。
島で全台同じ開け幅の時はできる限り、「左開け」の台を選ぶようにしましょう。ただ、一番重要なのはやはり幅(サイズ)であることを忘れないようにしましょう。
釘の見方で初心者が陥りやすい2つのポイント
機種によって必要な開け幅は違う
例えばですが、上の画像のように「機種A」と「機種B」があったとし、両機種とも風車周り、道釘は無調整だったとします。
ヘソ釘を見る「機種B」ほヘソ釘がハの字に開いていますね。さて、あなたならどちらに座りますか?
あなたが初心者であれば、恐らく「機種A」「機種B」がどんな機種であれ、「機種B」に座ってしまうと思います。
そして、「釘が開いているのに回らない…」という現象に陥るのです。
管理人の場合は「A」に座る場合もあれば「B」に座る場合もあります。どちらに座るか、もしくは座らないも機種次第です。
どうゆう事かというと、回収するにせよ還元するにせよ、その時のヘソ幅は機種によって大きく変わるということです。
例えば、「今日は全台2万円還元するぞ〜」と、意気込んで釘を開けてくれたとして、「機種A」は上の画像の幅で2万円分還元できるのに対し、「機種B」は目一杯開けてようやく2万円になる、というようなことです。
そもそもですが、機種によってボーダーもゲージも違うのに同じ+2万円になるヘソの幅が同じな訳ありませんよね。
初心者の方はその点に気付かず、ド平日の全台マイナス2万円調整の中から開いているように見える台に座ってしまうのです。
初心者に限って色々な釘を見過ぎている
ぶっちゃけた話をしますが、管理人を含めた上級者の多くは、ほとんどヘソ釘(命釘)しか見ません。
なぜかというと、基本ヘソ釘(命釘)しか動かないからです。
還元日に釘を動かしてくれる店は前日の営業が閉店してから、たくさんの台を調整しなければなりません。そのたびに1台1台の調整に時間をかけていては徹夜となってしまいます。
ヘソ釘(命釘)の調整だけであれば叩くのは1〜2本程度で、必要とする時間も数秒〜数十秒で済みますし、ヘソ釘(命釘)の調整のみで十分に回転数の調整が可能です。
上級者がヘソ以外の釘を見るのは初来店の時くらい
では、ヘソ釘以外の釘は全く見ないのかというとそのようなことはなく、場合により見ることがあります。
上級者がヘソ釘をチェックするタイミング
- その店舗に初めて来店した時
- いつもは十分な回転数が得られていたヘソ幅なのに思ったより回らない時
1のように初めて来店した店の寄り釘をチェックすることにより、「ヘソで見せる店なのか」どうかを知ることができます。
寄り釘が大幅に削られている店であれば、ヘソ釘は通常営業から大きめに開いており、「ヘソで見せる」営業形態であることが判断できます。もちろん還元日にはさらに開かないとプラスにはなりません。
逆に寄り釘が無調整に近いようであれば、通常営業のヘソ釘は並行に近い調整の台が多くなります。
この「ヘソで見せる店なのか」を知り、メモしておくことにより次回行った際に「どれくらいヘソ釘が開いていれば打てるのか?」という店の判断材料になります。
次に、2の「いつもは十分な回転数が得られていたヘソ幅なのに思ったより回らない時」ですが、この場合は一応チェックする程度で基本的にほとんど叩かれてることはありません。
多くのパチンコ店では、どの機種も寄り釘の調整は導入当初のみで、その後はヘソ釘の調整のみになります。
ただ、店によっては新台の期間に少しずつマイナス調整にしたり、導入から撤去されるまでに1〜2回調整したりすることもあるかもしれません。どちらにせよ、寄り釘というのは頻繁に叩かれる釘ではないということは確かです。
パチンコ台の正しい釘の見方(読み方)のまとめ
いかがでしたか?
上級者がほとんどヘソ釘しか見ていないというのは少し驚いたかもしれませんね。
しかし、頑張っている初心者の方に限って余計な釘を見過ぎているというのは意外と多いと思います。
実はパチンコの釘の見方はとてもシンプルで、閉まっている通常営業のヘソ釘を覚えておいて、還元日に開いている台を確認。
通常営業の時よりヘソ釘の開いている台を見つけたら、その中で一番甘い機種に座る。
たったこれだけですよ!