パチンコを長く売っていると必ず起こりうる現象の一つに「ブドウ」があげられます。多少パチンコを打ったことのある方ならわかると思いますが念のため説明します。
パチンコのブドウとは?
パチンコでいう「ブドウ」とは遊戯中のパチンコ台の盤面の釘を流れる玉が何かの拍子に引っかかり盤面上で玉が動かなくなってしまう現象の事です。玉が重なり合う姿を果物のブドウと重ねて「ブドウ」と呼ばれています。
ブドウのできやすさは機種ごとに大きく異なり頻繁にブドウができる機種もあればどれだけ打ち込んでもブドウができたことのない機種もあります。
パチンコ遊戯中にブドウができたときに一番やってはいけないこと
ブドウができたときにまず一番やってはいけないことは自分で台を叩いたり揺すったりして無理やりブドウを崩すことです。
理由は後述しますが、実はブドウができた時点で少なからず恩恵があります。ブドウを自分の手で崩すことはこれらの恩恵を放棄することになります。また、最近の台はゴト対策のためにパチンコ台を製作したメーカーが台に振動感知センサーをつけていることがあり、センサーが作動すると爆音で警報がなったり、周りの客から不審な目を向けられたり、下手をすれば店から注意を受けることにもなりかねません。
盤面のブドウで回転数や出玉が変わる!
まず、ブドウができたらブドウができている位置をよーく観察しましょう。ブドウができているということは玉が流れなくなっている部分があるということです。
実はブドウにより玉が流れなくなっている箇所を放置したまま遊戯を続行した場合、プラスに影響する場合とマイナスに影響する場合の両方が考えられます。
遊戯を続行した場合にプラスの影響を及ぼすブドウ
上の画像ではヘソの右側にブドウができていることが確認できると思います。もし、このまま遊戯を続行した場合どうなると思いますか?
管理人はこの箇所にブドウができた経験はありませんが、おそらくヘソの右のこぼしが塞がれることによりブドウができる前よりも回転数が上がることが予想されます。
このような箇所にブドウができた場合は店員さんに注意されるまで遊戯を続行した方が得をすることになります。
店から悪質だと判断されれば厳重注意を受けることも
ブドウが遊戯にプラスに働くこともあることがおわかりいただけたかと思いますが、やり過ぎると店から厳重な注意を受けることがあります。世の中には悪い奴もいたものでパチンコ玉に接着剤などで糸を取り付け、おまけポケットやチャッカーに玉を通したり、意図的にブドウを作り出すゴトが存在します。これらのゴトの疑いがある場合には事務所に連行され手荷物検査などを受けることにもなりかねません。
また、明らかに遊戯に影響を及ぼすブドウができていながら従業員を呼ばなかった場合もこれに該当し、注意を受けることもあります。遊戯にプラスの影響のあるブドウができた際は携帯を開き、盤面を直視しないようにし、従業員に注意を受けた時は気づいていなかったことにするようにしましょう。
遊戯を続行した場合にマイナスの影響を及ぼすブドウ
続いてのブドウを見てみましょう。非常に高く積み上がっていて立派なブドウですが、よーく見ると台の内側を通るルートが塞がれ、打ち出した玉は全て外側のこぼしに絡んでしまいます。
このようなブドウは立派に成長する前に対処するようにしなければ打ち出した分だけ損する量が増えることになります。
正しいブドウの解除方法
ブドウができ、そのブドウが遊戯を続行したときにプラスにならなそうな場合は台を叩いたりして自力で解除せず店員さんを呼ぶようにしましょう。ほとんどのお店ではブドウができたら台を開け、ブドウを取り除いた後に最大5玉をヘソに入れてくれます。稀にヘソに入れずにおまけポケット(賞球口)に入れる店もありますが、いずれも客が得をすることになります。
従業員が入れた玉で大当たりした経験も!
管理人はブドウができたらすぐさま呼び出しボタンを押し、店員を呼ぶようにしています。たとえ3玉引っかかったとしてもブドウはブドウです。3玉しか引っかかっていなくても店によっては5つの玉をヘソに入れてくれることもあります。
そして、管理人はブドウを解除してくれた従業員が入れた玉で実際に大当たりした経験が2回もあります。一度は甘デジのリオ、二度目は牙狼。牙狼の時はそのまま連チャンし、8千発ほど出ました。たかが、数個の保留ですが、積み重なれば大きな差となります。
まとめ
ブドウを解除してくれた従業員が入れてくれる玉はほんの数玉ですが、機種によっては1日も何度もブドウができる機種があり、1回あたりでは大きな差でなくとも遊戯歴が1年2年となれば大当たり数回分の差になります。
当サイトはパチンコで勝つことを目的としたサイトです。1回転、1玉を大切にする気持ちは必ず勝利へと繋がります。