パチンコはちょっとしたことが差がつく遊び
パチンコはちょっとした工夫や技術、気遣いでトータルの収支に大きな差が生まれる遊びです。
その日の勝ち負けには大して影響しないことでも月単位、年単位で大きな差になるものもあります。
今回はパチンコで勝っている人が絶対にやっていて、負けている人のほとんどがやっていない4つの小技を紹介します!
【小技1】お助け時は右打ち
お助けとは?
ある程度パチンコを打っている方なら知っているとは思いますが、初心者の方でもわかるように基本的な説明から入ります。
パチンコでいうお助けとは通常時に盤面左のスルーを通過した際に抽選されるもので、その抽選に当選すると電柱(ヘソ下のパカパカ)が開き、電柱保留を得ることができるシステムのことです。
牙狼の場合だと上の写真のように液晶上に小さなスロットが現れ、「長・長・長」「短・短・短」「ハズレ」のいずれかに当選します。
「あ〜あれか」「なんだ、あれか」と思われるかもしれませんが、侮ってはいけません。
左打ちの際に電柱保留を得られるということは、一瞬ですが時短の状態になり様々なメリットを得ることができます。
お助けから得られるメリット〜牙狼の例〜
- 通常時の回転数が稼げる
- お助けで溜めた保留で当選すれば16R確変確定
- わずかに玉が増える
なんといってもこの場合の一番のメリットはここで当選すれば16Rでなおかつ100%確変に突入するという点でしょう。
なぜ通常時なのに16R確変確定なのかというとお助けで貯めた保留は「電柱保留」だからです。
上の図は牙狼〜魔戒の花〜での大当たり当選時の振り分けです。
ヘソ入賞時の抽選では16R確変が38%しかありませんが、電柱入賞時の抽選は全て16R確変となっています。
確変中ではないので通常確率(1/399)で、なおかつ1回のお助けで最大で5回転しか回せないため滅多に当選しませんが勝つことを考えると軽視できない存在です。
左打ちではダメなのか?右打ちにする理由
これは牙狼の場合であってお助けを搭載する全ての機種で右打ちにするわけではありませんが、牙狼の場合は確実に右打ちにすることを推奨します。
なぜかというと、左打ちでは電柱に到達するまでにいくつものこぼしポイントが存在し、電柱に到達する玉が少なくなってしまうからです。
一方、右打ちにした場合のこぼしポイントは電横の1箇所のみ。稀に昇級ポケットに入ることもありますが、打ち出した玉のほとんどが電柱に到達します。
できない機種もある
お助け時の右打ちは機種によってできる機種とできない機種があります。
そもそも通常時にお助けを搭載していない機種も多くあり、どちらかといえばできない機種の方が多いでしょう。
たとえお助けを搭載していたとしても海物語シリーズのように終始左打ちで消化する台の場合は左打ちで消化することになります。
【小技2】ステージの強い機種はステージ止めを行う
上の画像はエヴァンゲリオン10のステージとヘソ釘付近の画像です。
エヴァンゲリオン10を打ったことがある方なら分かると思いますが、エヴァンゲリオン10のステージは画像の細矢印の付近に溝があります。
そして、ステージに乗った玉が溝で止まると高確率でヘソへ入賞しますね。
この時、玉を打ちっぱなしにしているとステージの溝から落ちた玉は稀に左の道を通ってきた玉とぶつかり、入賞し損ねてしまいます。
それ以外にもステージで玉がゆらゆらしている時に次の玉がステージに乗り、ステージ上で玉がぶつかり合ってもステージの入賞率は大きく落ちてしまいます。
ステージ止めとはこれらの玉のぶつかり合いを抑えヘソへの入賞率を上げる小技です。
ステージ止めのやり方
ステージ止めのやり方はとても簡単で、「ステージに玉が乗ったら打ち出しを止める」たったこれだけです。
効果のある機種とない機種
ただ、ステージ止めはどの機種でも行う必要はありません。
ステージ止めをする必要のない機種でステージ止めを行うと通常時の消化効率が悪くなってしまうリスクもあります。
ステージ止めが必要となる機種の特徴は次の通りです。
- ステージの滞在時間が長い機種
- ステージに溝や穴などがあり、ステージからの入賞率が高い機種
これらの機種ではステージ止めを実践する必要があります。
ただし、ステージ性能も機種により大きくばらつきがありますのでご自分で実践しながら必要性を検討してください。
以下、管理人がステージ止めを行っている機種です。参考にしてみてください。
- エヴァンゲリオン10
- 北斗の拳6
- ミリオンゴッドライジング
- グレート・ザ・キング
- 海シリーズ
他にもあるはずなのですが、その都度必要かどうか判断しているのであまり覚えていませんでした。笑
ちなみに牙狼シリーズはステージからの入賞率は高い機種ですが、ステージに乗ってから止めても間に合わないのでステージ止めは必要ありません。
機種によってはちょっとした工夫で他のユーザーと大きく差をつけることができます。
ステージの強い機種を打つ際は是非試してみてください!
【小技3】電サポ中のヘソ溜め
電サポ中のヘソ溜めとは電サポで右打ちをしている際、電柱の開放に合わせて止め打ちを行いながら、開放のインターバル時に盤面左に玉を流し、電サポ中にヘソ保留を貯める手法のことです。
先のお助け時の右打ちに比べてやや難易度が上がりますが、それだけ他のお客さんと差がつくポイントです。
特に甘デジの場合、平均99回転に1回初当たりの弾けますから、そのたびにヘソ保留を複数溜めれれば期待値には大きな差が出ます。
できる機種とできない機種
電サポ中のヘソ溜めは全ての機種でできるわけではありません。できる機種には2つの条件がありますので順番に説明します。
電柱の位置
まず1つ目ですが、左に玉を流し、ヘソに入賞しなかった玉を電柱がフォローできる位置にあるということです。
この条件が満たされなければ玉を左に流してもヘソに入賞しなかった玉は全て無駄玉となってしまいます。
上の写真にある北斗の拳のように電柱がヘソより右にあり、左打ちでは絶対に入らないような機種には使えません。
溜めたヘソ保留を消化
2つ目はヘソの優先消化機能、もしくは入賞順に消化してしまわない機種でなければならないということです。
例えばパチンコAKB48。この機種はミュージックラッシュに突入すると溜まっていたヘソ保留を全て消化してしまいます。
せっかくヘソ保留を溜めても優先的に消化されてしまっては意味がありません。
初めてやる方にオススメの機種
電サポ中のヘソ溜めをはじめて行う場合にオススメの機種はリング〜呪いの7日間〜です。
甘デジでもマックスタイプでもどちらでも通用しますし、電柱の開放パターンも単調なのが1つだけです。
ある程度止め打ちができる方なら初めてでもすぐにできるようになるでしょう。
【小技4】電サポ突入後はヘソ保留を消化しないようにする
これに関しては小技と呼べるものかはわかりませんが、期待値を積んでいく上ではとても大切なことなので詳しくお話ししたいと思います。
一般的なデジパチでは通常時はヘソに玉が入るとヘソ保留を獲得し、ヘソ保留による大当たり抽選を行います。そして、時短や確変などに突入すると電サポに状態に入り、電柱の解放がスタート、電柱に玉が拾われることにより電柱保留を獲得し、同時に電柱保留による大当たり抽選を行います。
しかし、この電サポの際に電柱に玉を拾わせず電柱保留のない状態になるとどうなるでしょう?
答えは簡単!消化できる電柱保留がない場合、残っているヘソ保留をゆっくり消化しはじめます。
実はこのヘソ保留を消化するということはとんでもなく恐ろしいことを引き起こす場合があります。
牙狼〜魔戒の花〜を例に詳しく見てみましょう!
牙狼でヘソ保留を消化すると確変がパンクする!?
まずはCR牙狼〜魔戒の花〜の大当たり時の振り分けを見てみましょう!
先ほどと同じ図ですが、これによると電柱保留での大当たりは100%16R確変ですが、ヘソ保留での大当たりは47%で13R通常となっています。
ヘソ保留での大当たりは約1/2で13R通常というのは確変中であろうが関係ありません。簡単に言うとせっかく確変に突入してもヘソ保留を消化させてしまい、そのヘソ保留で大当たりを引いてしまった場合はもう一度1/2の抽選を受けることになります。
ヘソ保留で13R通常を引くと…レギュラーボーナス!?
もし、ヘソ保留で13R通常を引いてしまった場合、上の写真のようにレギュラーボーナスとなります。
この画面が出現した時点で、13R消化後は確変ではなく、100回転の時短となってしまいます。
確変中にヘソ保留を消化しない方法
初当たり後の確変1回転目は1つ消化してしまう!
まず前提として初当たり後の確変突入1回転目だけは基本的に誰でもヘソ保留を消化してしまいます。
なぜかというと確変に突入してすぐの状態というのは、お助けで当選した場合を除きヘソ保留しかありません。
そのため、スルーを通して電柱に拾わせるまでの間にどうしてもヘソ保留を消化してしまうことになります。
この1回転だけは仕方ないのでひたすら当たらないことを祈りましょう!笑
【ポイント1】通常時に熱めの保留変化があった場合、次の保留を溜めない
確変に突入しても消化するヘソ保留がなければヘソでの抽選はありません。通常保留に牙狼剣保留が刺さる、確定保留出現、保留0個で熱めの演出があった場合は即座に打ち出しを止めましょう。
上の画像のような状態が通常時に起きた場合、「G」の後の「A」の保留は絶対に消化してしまいますので、「G」の位置の保留で確変に突入したとしても「A」の位置の保留で転落してしまう可能性があります。
もちろんコレが確変中であれば大喜びなのですが。笑
【ポイント2】確変突入時は即座に打ち出しを開始する
初当たり後の確変1回転目は仕方ないという話をしましたが、保留が複数ある場合、電柱保留を溜めない限りヘソ保留を次々と消化してしまいます。
そうならないためにも電サポ開始時は即座に打ち出しを開始し、ヘソ保留の消化を食い止めましょう。
もちろん電サポ中の離席など言語道断です。
【ポイント3】極端にスルーが通らない、電横が削られている店では打たない
稀に見る極悪店ではスルーの調整がキツ過ぎて電サポ中に打ちっぱなしにしていてもスルーが枯れてしまう店があります。
ほとんどのパチンコ店ではヘソ釘を回収日に締め、還元日に開ける調整をしますが、スルーや電横は導入初期に調整してその後はマイナス調整することはあってもプラス調整することはほとんどありません。
結論、電サポ中のスルーや電横があまりにもキツい調整では多少ヘソ釘が空いたところで期待値を稼ぐのは厳しくなってしまします。そもそも、そのような店は根本的に客に勝たせる気がありません。
スルーや電横の調整が厳しすぎて出玉が表記より大きく下回ってしまう台がゴロゴロあるようなお店には極力行かないようにしましょう。